読み聞かせおすすめ絵本|札幌が舞台「ゆきかきでんしゃ」

札幌が舞台の絵本「ゆきかきでんしゃ」 子育て
札幌が舞台の絵本「ゆきかきでんしゃ」
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読み聞かせをしたいけど、今度はどんな絵本を買おうかな、と悩んでいませんか?

冬の季節にしか走らない電車の、1日のお仕事の様子がわかる絵本を紹介します。

「ゆきかきでんしゃ」は、北海道札幌市で実際に走るササラ電車を題材にしていて、見る機会の少ない電車についてわかる絵本です。

ゆきかきでんしゃ基本情報


ゆきかきでんしゃ (ちいさなかがくのとも2022年12月号)

タイトルゆきかきでんしゃ
作者鈴木周作
出版社株式会社福館書店
発行日2022年12月1日
シリーズちいさなかがくのとも
ページ数24ページ
サイズ20cm×23cm×0.3cm
ISBN

対象年齢

福音館書店のホームページによると、対象年齢は以下のとおりです。

  • 読み聞かせ:3歳から

絵本の内容

ゆきかきでんしゃのストーリーや、絵本から学べる内容について紹介します。

登場する電車

ゆきかきでんしゃの絵本に登場するのは、ササラ電車です。

ゆきかきでんしゃのストーリー

ここは、路面電車が走る寒い北の街。線路に雪が積もると、路面電車は走れなくなります。そんなときに活躍するのが線路の雪かきを担う「ゆきかきでんしゃ」(通称「ササラ電車」)です。前後のブラシをぐるぐる回して、ぶるるるん! と、線路に積もった雪を掃き飛ばします。ゆきかきでんしゃが通った後には、雪で埋もれた線路がハッキリと見えるようになりました!

引用元:福音館

ゆきかきでんしゃで得られる学び

ゆきかきでんしゃの1日の仕事の様子が描かれているので、どんな風にゆきかきをしているのか、道路を走る車や電車の交通ルールについても学ぶことができます。

ゆきかきでんしゃがやってきて雪を跳ね飛ばす様子や、どうして雪かきをするのか優しく教えてくれます。ゆきかきでんしゃと同じく、道路のゆきかきをする車(タイヤショベルやロータリー除雪車)の名前や、どうやってゆきかきするのかを知ることができます。

ページをめくるたび、「これ何?」と聞いてきた息子

何度もこれは○○で、こっちは△△で~…と説明しているうちに、自分から教えてくれるようになりました。

更に学びを深めるため、絵本に描かれているモノや人について深掘りしていくと、親も学ぶ機会を得ることができます。除雪する人が道に立っている理由から派生して、誘導する人が持つ光る棒(誘導棒)を使う理由(道具の名前やどうやって誘導するのか、サインについても)調べて学ぶ機会を得ました。子供だけでなく、大人も学びに繋がるのは事実ですね。

交通ルールを学べる

横断歩道の前では停まるシーンも描かれています。赤は止まれ、青は進めと自然に交通ルールを学ぶことができます。

他にも、信号を待っているときはお母さんと手をつないで、道路から離れて待つことも絵本の中の絵から読み取ることができます。手をつないでも振りほどいてしまう子もいるので、絵本を通して手をつながないといけない理由(滑って転んでしまったり、道路に飛び出したらどうなるかなど)についても教えることができます。

ゆきかきでんしゃのまとめ

電車の絵本は数あれど、ゆきかきでんしゃ(ササラ電車)を題材にしているので、珍しい1冊です。雪が降る季節にだけはたらく電車のお仕事についても知ることができますし、交通ルールについても理解を深めることができます。

好きな電車を通してこどもの「これ何?」を引き出してみましょう!


ゆきかきでんしゃ (ちいさなかがくのとも2022年12月号)

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