北海道の冬は、積雪量が多く、路面が凍結する日も多いため、自転車の走行には注意が必要です。雪道やアイスバーンでの自転車走行は、スリップや転倒のリスクが高まり、危険です。
そんなときにおすすめなのが、冬用自転車タイヤです。
冬用自転車タイヤは、通常の自転車タイヤに比べて、タイヤ幅が太く、ブロック状の突起が付いているなど、雪道やアイスバーンでのスリップを防止するための工夫がされています。
冬でも自転車で安全に走行するために、この記事では冬用自転車タイヤの種類や特徴、選び方について解説します。また、北海道の冬でも快適に走行できるおすすめ商品も紹介していきます。
北海道の冬に自転車を利用する方は、ぜひ参考にしてみてください!
北海道の冬は自転車のタイヤ選びが重要!
北海道の冬は、雪や氷で路面が滑りやすくなっています。そのため、自転車のタイヤが夏タイヤのままなど適切でないと、転倒やスリップなどの事故につながる可能性があります。
タイヤ選びが重要な理由は3つ
なぜ、冬のタイヤ選びが重要なのでしょうか。項目では、タイヤ選びが重要な理由について3つ紹介していきます。
雪道やアイスバーンのグリップ力が向上する
通常、自転車タイヤの幅は23mm~32mmです。冬用自転車タイヤの幅は25mm~50mm程度となっており、タイヤ幅が太いので、雪道やアイスバーンの状況下では、グリップ力(タイヤと路面がしっかりとくっついて走行できます。)が向上します。
転倒やスリップのリスクを軽減する
タイヤ幅が太くなると、タイヤと路面(雪や氷)とのタイヤと接地面積が増えます。タイヤが路面にしっかりくっついて走行できるようになるので、スリップしにくくなり、転倒などのリスクを軽減することができます。
走行性が向上する
タイヤ幅が太い冬タイヤは、雪道やアイスバーンを走るとき、走行性(安定性や、漕ぎやすさ、乗り心地など)を向上するように設計されています。
冬タイヤを見てみると、タイヤ幅が太いという他に、ブロックのような突起がついていたり、深い溝があるものなどがあります。
冬用自転車タイヤの種類と特徴
この項目では、冬用自転車タイヤの種類と特徴について見ていきます。
ブロックタイヤ
ブロックタイヤは、冬用自転車タイヤの種類の1つです。名前の通り、タイヤにブロックのような突起が付いていて、雪道やアイスバーンでのグリップ力が向上します。
ブロックタイヤは、ブロック状の突起が雪や氷をかむことで、タイヤと路面の摩擦を高め、スリップを防止したり、安定した走りをすることができます。
ブロックタイヤのデメリット
- 舗装路面では不向き(路面を傷つける可能性がある)
- 種類によっては重い
ブロックタイヤのメリット
- 雪道やアイスバーでのグリップ力の向上
- 漕ぎやすさがよくなる
- 乗り心地が良くなる
スパイクタイヤ
スパイクタイヤは、冬用自転車タイヤの種類の1つです。スパイクタイヤという名前の通り、タイヤに金属製のスパイクピンが付いたタイヤで、雪道やアイスバーンでのグリップ力が向上します。
スパイクピンは、雪や氷を刺すことで、タイヤと路面の摩擦力を大幅に高め、雪道やアイスバーンでのスリップを防止し、安定した走行をすることができます。
スパイクタイヤのデメリット
- スパイクピンが摩耗すると交換が必要
- 舗装路面が傷つく可能性が高い
スパイクタイヤのメリット
- 雪道やアイスバーンでのグリップ力がかなり高い
- 漕ぎやすくなる
- 乗り心地が良くなる
北海道の冬はタイヤ選びが重要!
北海道の冬でも快適に走れる冬用自転車タイヤの選び方とおすすめ商品を解説してきました。
雪道やアイスバーンでのスリップや転倒を防止し、安全に走行するためには、冬用自転車タイヤへの交換がおすすめです。
ぜひ、この記事を参考に、自分に合った冬用自転車タイヤを選んで、北海道の冬でも安全に自転車を楽しみましょう。
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