災害が起きて水が止まってしまったら、トイレが使えない。
トイレの凝固剤が切れてしまった、用意するのを忘れていた…
そこでこんな疑問はありませんか?
この記事では、トイレの凝固剤の代わりになるもの(代用できる身近なもの)について紹介しています。
この記事でわかること
- トイレの凝固剤の代用品はペット用品でどうにかできる
- トイレ凝固剤は新聞紙でも代用できる
- 保冷剤をリメイクするとトイレ凝固剤の代わりになる
こられについて説明していきますね。
トイレ凝固剤として代用できるものは?
トイレの凝固剤の代用できるものは、利用する人の生活環境によって様々あります。
ペットを飼っている人の場合
ペットを飼っている人の場合、トイレの凝固剤として代用できるものは、ペットシーツや猫砂です。
ペットシーツ
ペットシーツは防臭・抗菌効果があり、利用している商品やメーカーによって吸収量も様々です。
参考までに
- レギュラー(90cc~400cc)
- ワイド(90cc~480cc)
- スーパーワイド(~1200cc)
大人の1回あたりの尿量は200~400ml(個人差あり)と言われているため、ペットシーツを利用する場合、1回につき2~3枚使用する計算になります。
猫砂(固めるタイプ)
猫砂はトイレ凝固剤の代用として利用することができます。
猫砂を使う場合、鉱物系の固めるタイプがおすすめです。
固めるタイプ以外の猫砂の多くは使用後にトイレに流すことができるものです。
トイレが使えないときに代用するには向かないため、利用するときは注意が必要です。
その他代用できるもの
他にトイレの凝固剤として利用できるものに、新聞紙や保冷剤があります。
新聞紙
新聞紙をトイレ凝固剤の代用として使う方法もあります。
- 新聞紙2枚をそれぞれくしゃくしゃに丸める
- 丸めた新聞紙を開き、四隅を少し追ってお盆の形にする
- 便座を上げ、便器にビニール袋をかぶせる
- 便座をおろし、その上からもう1枚ビニール袋をかぶせる
- ビニール袋の中に、先ほど作った新聞紙を縦横と重ねるように入れる
- ちぎった新聞紙をビニール袋に入れる
あとは用を足した後、ビニール袋を取り出し口を縛って捨てるだけです。
新聞紙の代わりに代用できるものは、
- シュレッダーのごみ
- おがくず
- コーヒー殻
などがあります。
保冷剤はリメイクすると使える
どのご家庭でも、入っていることがある保冷剤。高吸収性ポリマーが入ったジェル状の保冷剤は、リメイクするとトイレの凝固剤として利用することができます。
- 保冷剤の中身をキッチンペーパーやコーヒーフィルターに取り出す
- 保冷剤に塩をかけてかき混ぜる
- 分解されて吸水性ポリマーが残る
- 残った吸水ポリマーをペーパーの上で乾かす
警視庁警備部災害対策課のXを参照
最近の暑さで職場の椅子に保冷剤を置いて仕事をしています。ふと他の使い道がないかと調べてみると、災害時にも便利なことが判明!停電時の冷蔵庫代わりにはもちろん、含有する吸水性ポリマーを取り出せば、簡易トイレの凝固剤にもなるようです。お店でもらったら一度試してみてください。ビックリ‼😳 pic.twitter.com/WctJLSDorQ
— 警視庁警備部災害対策課 (@MPD_bousai) July 9, 2023
紙おむつ
赤ちゃんがいる、介護をしているというご家庭では、紙おむつをトイレ凝固剤の代用として利用することができます。
紙おむつは吸水量もあります。
トイレ凝固剤として代用できるものは意外と身近にある
それぞれの生活環境によって異なりますが、トイレの凝固剤として代用できるものは、意外と身近にあることがわかりました。
トイレの凝固剤として利用できるもの
●新聞紙、おがくずなど
●紙おむつ
トイレ凝固剤を使うのが一番いいのですが、状況によっては買いに行けない場合もあります。
頭の片隅に置いておくと、もしもの時焦らずに動けますね。
トイレ凝固剤の売っている場所についてはこちらの記事にまとめています。
事前に準備しておくと、もしものときに困らなくていいですよ。
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