札幌村郷土記念館「大友亀太郎と東区の歴史について学べる場所」

札幌村郷土記念館 お出かけ情報
札幌村郷土記念館
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札幌市東区の歴史を知る上で欠かせない場所に「札幌村郷土記念館」があります。札幌村郷土記念館では、開拓の祖と称される大友亀太郎の貴重な資料が展示されています。また、札幌市東区の特産品である札幌黄の歴史についても学べる場所です。

札幌村郷土資料館について、実際に見学してきたので口コミを紹介します。

札幌村郷土記念館の基本情報

札幌村郷土資料館の写真

札幌村郷土資料館の写真

住所札幌市東区北13条東16丁目2-6
電話011-782-2294
公開時間10:00~16:00(入館15:30)
休館日月曜(祝日の場合は翌日も休館
年末年始(12月29日~1月5日)
入館料無料
駐車場あり

札幌村郷土記念館には駐車場については、掲示されている看板に「車でお越しの方はお声をかけてください」と案内があります。

札幌村郷土記念館のクチコミ

札幌村郷土資料館外観

札幌村郷土資料館外観

札幌村郷土記念館を利用してきたので、クチコミについて紹介していきます。

※文化施設のため、展示物についての写真掲載は差し控えさせていただきます。

旧札幌村の開拓を当時土地の開拓を手掛けた大友亀太郎と人々の暮らしについて学ぶことができます。

1階は、当時の日用品や農具や農耕馬が展示されています。

札幌市東区の特産品であるたまねぎ「札幌黄(さっぽろき)」の種も展示されており、札幌の農業の歴史を知ることができます。

2階は当時としては珍しくモノクロの写真が多数展示されています。名前など記載がないため不明ではありますが、写真の感じから映画撮影中のスナップ写真と思わしきものもありました。

他にも、当時の漫画(月刊誌でしょうか)の展示されています。(2階に上がってすぐ右側のガラスケースの中に展示)

2階の部屋には、貴重な日用品(あんかや湯たんぽ)などが展示されていました。

当時の消防団のユニフォームや、丘珠獅子舞の獅子舞や衣装なども。

紙の資料や写真などが多くなどが多く展示されています。

大友亀太郎と札幌村郷土資料館の歴史

大友亀太郎と札幌村郷土資料館の歴史についてまとめています。

  • 1834年 現在の神奈川県小田原市で飯倉吉右衛門の長男として誕生
  • 22歳 二宮尊徳の門下生となり、農村復興政を学ぶ
  • 1858年 後の渡島国に渡る
  • 1866年4月 現在の札幌東区へ渡る
  • 1867年 大友亀太郎の役宅が建設
  • 1867年 御手作場(おてくさば)を建設された(後の大友公園)
  • 1867年 妙見堂を創立。
  • 1867年 大友堀が竣工
  • 1867年 札幌元村として名称を定められた
  • 1869年5月 開拓使使掌に任命
  • 1869年8月 苗穂の開拓に着手
  • 1870年4月22日 兵部省を退任
  • 1870年4月23日 開拓使荘掌に任命されるが即日退任
  • 1870年4月25日 北海道をあとにした
  • 1871年 札幌新村と合併、札幌村と名付けられた
  • 1874年 大友堀が創成川となる
  • 1880年 札幌村ではたまねぎの栽培に成功
  • 1897年12月 大友亀太郎永眠
  • 1977年 札幌村郷土記念館が開館
  • 1987年2月20日 有形文化財及び史跡に指定
  • 2005年 札幌村記念館の敷地内に大友亀太郎像移設
  • 2022年10月4日 札幌黄の生みの親、ウィリアム・ブルックスの顕彰碑が建立された
ウィリアム・ブルックス顕彰碑の画像

ウィリアム・ブルックス顕彰碑の画像

札幌村郷土記念館前庭にある「札幌玉葱記念碑」

札幌村郷土記念館前庭には、札幌玉葱記念碑が建てられています。札幌玉葱記念碑は、1871年に札幌村で全国に先駆けて玉葱(たまねぎ)栽培がはじめられたことを記念して、1978年に建てられました。

碑面には、「わが国の玉葱栽培はこの地にはじまる」と刻まれています。

明治13年(1880年)中村磯吉が良品の栽培に成功、明治16年(1883年)に武井惣蔵が道外販売に成功し本格的に栽培されるようになりました。その後、明治30年代(1897年~)全国だけでなく海外へも盛んに輸出されるようになりました。輸出されたのがわかる資料が、札幌村郷土資料館内に展示されています。

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